1年3ヶ月ぶりにポートフォリオを分野別に集計してみた


 今年は資産が順調に増えているもんだからぼーっとしてたら前回の集計から1年3ヶ月も経っていた。これくらい間が空いて比較するとそれなりに気付きもある。

2024年9月の分野別集計比べると一目瞭然なのが日本株の割合が増えていること。実に5.1ポイントもの増加。この間、日本株証券口座へ資金移動していないので純粋に日本株の上昇分となる。できるだけボラティリティが小さくなるように半導体関連株は組み込んでいないのに結構増えたな、という印象。

前回集計当時のドル円レートは140円から145円くらいだったので海外資産の円評価は増加しているが日本株に相対した上昇率の差で比率は増えたり減ったりしている。毎月ドルMMFを処分して様々なドル建て商品の積立原資にしているが円建でみると分配金と相まってほぼ同額のまま。それでも日本株上昇率との差で、3.7ポイントの減少。

コモディティ比率が上がっているのは円安と金の激しい上昇によるもの。国内外不動産が苦戦しているように映るがこれは相対的な問題で実際には絶対値は上昇している。特に国内リートは底を打ったように感じている。

iDeCoから国内外株式ETFをゼロにして、債権を組み込んだバランス投信を組み入れた為、債権比率が上がっている。

生活費に直結した円現金比率は6.4ポイント下げて10.5%になっている。絶対的な現金総額も減らしてはいるが、こちらも他の投資資産増加に対する相対的な比率なので、実際には絶対値はまだまだ十分だとみている。3年くらいは余裕で生活できるレベルだとみているし、ほぼ現金に近いドルMMFも現金以上に所有しているので、生活防衛も大丈夫だろう。

今回集計してみて現状の投資方針の変更は必要ないとは思ったが、ちょっと株式が上がりすぎてる水準感ではあるな、と。もし株式の暴落があればドルMMFを原資にして機動的に株式投資に回すかな?と現状は考えている。