【総集編】リゾートマンション25年の実録:賃貸から購入、そして二拠点生活の到達点
スキー拠点を求めて始めた「信州での二拠点生活」も、気づけば25年が経過しました。 2000年初頭の試行錯誤から、早期リタイア(FIRA60)を経て、リゾートマンションという選択が人生に何をもたらしたのか。
これまでの断片的な備忘録を整理し、実体験から得たノウハウを「総集編」としてまとめました。これから二拠点生活やリゾートマンションを検討する方への、一つの道標となれば幸いです。
1. 失敗しないための「予備演習」
いきなり購入するのではなく、まずは賃貸で「現地の日常」と「コスト感」を知ることがすべての始まりでした。
購入の前に、まずは賃貸アパートで経験を積む 2000年に志賀高原の麓で月4万円のアパートを借りたことが原点。雪国生活の適性を実体験で確認し、リスクを最小限に抑えたステップ。賃貸リゾートマンションという合理的な選択 固定資産税や管理費を考慮すると、月4万円程度の家賃で大浴場などの施設を使い倒せる賃貸は、借りる側にとって極めてコストパフォーマンスが高いという事実。
2. 所有者層と市場の変化を読み解く
15年以上の所有期間を通じて見えてきた、リゾートマンションを取り巻くリアルな市場構造の変化です。
都会のレジャー利用から、地元の実需へ 都会の富裕層だけでなく、地元の人が「温泉」を目的に購入し始めている。実需に支えられている物件こそが、資産価値を維持する。
3. マンション所有がもたらす「自由」と「合理性」
別荘(戸建て)との比較や、所有することで得られる精神的・時間的なメリットについて。
「予約不要の拠点」がライフスタイルを変える 宿の予約に縛られず、金曜夜に出発して深夜の温泉を楽しむ。拠点を「所有」することで得られる圧倒的な自由度の記録。別荘よりもマンションが二拠点生活に向く理由 戸建てのような掃除・草刈り・除雪の負担がない。「着いた瞬間から遊び始められる」という快適さを管理費で買うという合理的な選択。長続きの秘訣は「飲食店の利便性」にある 山奥のポツンとした立地より、徒歩圏内に飲食店がある環境を。家事に追われないことこそが、リゾートライフを長く楽しむコツ。
4. 早期リタイア(FIRA60)後の新しい視点
20数年の時を経て、リゾートマンションの役割は「遊びの拠点」から「人生のインフラ」へと進化しました。
災害時の避難所としての二拠点生活 2024年の能登半島地震を経て再認識した、拠点の多重化による安心感。身一つで避難しても生活が送れる備えとしての価値。移住のニューノーマル:実利を取る居住者たち スキー目的ではなく、低コストで温泉付きの快適な老後を過ごすための「賢い移住先」へと変貌を遂げるリゾートマンションの現状。自由を謳歌する「単身居住者」という生き方 定年後、再雇用を選ばずに自分の時間を趣味に全振りする人々。大浴場での会話から見えてきた、現代の自由な老後スタイルの考察。
25年前、中野市のアパートから始まったこの生活は、今や私にとって欠かせない人生の基盤となりました。リゾートマンションは単なる贅沢品ではなく、使い方次第で人生を豊かにする最高の「道具」になり得ます。
今後も変化し続けるリゾート事情や、日々の気づきを綴っていきたいと思います。
