2025年8月まとめ(退職26ヶ月目)_FIRA60二拠点生活

FIRA60達成後のiDeCoポートフォリオ

 








以前、FIRA60の為のiDeCo受給方法をまとめてみました。そんなに情報ニーズはないと思っていたのですが、意外にページビューがあったので、今回はFIRA60達成後のiDeCoのポートフォリオもまとめました(ついでにFIRA60後の健康保険にまつわる勘違いまとめもご参考まで)。

受給方法でまとめたように自分の場合は運用を続けながら1年ないし2年後から5年間年金受給して、その期間分厚生年金の受給を遅らせることにしています。つまり5年間年金受給しながらiDeCo資産を守るポートフォリオということになります。守ると言ってもiDeCoの定期預金に移行させるという意味ではなく、少なくとも3%程度のインフレには勝つ運用を目指すということです。ただし大切な年金運用なので大きな減少は避けたいところ。そこで数年前からディフェンシブなポートフォリオに少しずつ変更してきていました。

60歳を迎える前に、401Kでおおよそ2倍、その後資産をiDeCoに移行してまた2倍程度に増やしています。ただし、401Kスタートのときの移行金はうろ覚え、さらにスタートからiDeCo満期までに積立入金している資金もあるので、ざっくり投資額の2.5倍から3倍くらいには増やしたと思っています。当然、増やしている間は国内外株式や債権を中心に攻撃的なポートフォリオで運用していた結果です。その資産をFIRA60達成後用に変更したポートフォリオが以下です。





少しわかりにくので以下に補足

国内不動産投信16%_DCニッセイJ-REITインデックスファンドA(DCニッセイJ-REITインデックスファンドA)

国内その他資産22%_三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド)(三菱UFJ純金ファンド)

海外不動産投信25%_三井住友・DC外国リートインデックスファンド(三井住友・DC外国リートインデックスファンド)

内外その他資産19%_ダイワRICIコモディティ・ファンド(ダイワ/RICIコモディティ・ファンド)

内外資産複合21%_iFree 8資産バランス(iFree 8資産バランス)

上記ポートフォリオの中で株式と債券はiFree 8資産バランスに組み込まれているもののみなので、8割は自分の中ではインフレ強そうで株式暴落や金利の暴騰の影響を受けにくい資産で構成しました。





この棒グラフはiDeCoの総資産の推移です。いかにも官公庁統計っぽく年表示は4月〜3月の年度表示です。ご覧の通り、2025年の4月以降伸びが鈍化しています。5ヶ月弱の推移だからという要因もありますが、最近の日本株の上昇分があまり取り込めていないのがわかります。これは当然ポートフォリオから株式をドーンと減らしているからで想定通りの結果といえます。大切な年金運用はこれで全く問題ないと思っています。マーケット下落時にできるだけ減らさないのが最重要だからです。

これが早くて来年からスタートさせる個人年金受給のポートフォリオでした。少しでもご参考になればうれしいです。